FXで収益と損失の要因となるのが「為替差益」と「スワップポイント」です。
スワップポイントは長期投資の場合は重要になりますが、短期投資で考えるならばあまり考えなくてもよくなります。
短期投資で重要なのが「為替差益」です。
「為替差益」を考えるときにはPips(ピップス)をどれだけプラスにできるかが肝要です。
Pipsとは取引で用いられる最小単位のことで、表示されているレートの一番小さいところにあたります。
円では1Pips=1銭となるので、1円=100Pipsです。
FXでは、「買い」「売り」によってPipsを稼いでいくことで為替差益を得ることができます。
例えば、1ドル=100円の時に1Lot(1万ドル)買い、1ドル=101円になった時に売れば100Pipsプラスになったことになります。
1万ドルの場合1Pipsが100円ですから、100Pipsで10000円のプラスになります。
取引通貨量を増やして、10Lotにした場合は1Pipsが1000円ですから、100Pipsで10万円のプラスになります。
基本は1lot(1万ドル)の1Pips100円として、どれだけPipsをプラスにするのか、取引量を増やして1Pipsあたりの収益を増やすかを考えます。
収益の逆は損失となりますから、Pipsがマイナスとなれば逆のことが生じます。
FX取引で100%の勝率はありえませんから、トータルでPipsをプラスにすることが重要となってきます。