【ポンドが対ドル・ユーロで大幅下落、英GDPを嫌気】
23日のニューヨーク外国為替市場でドルとユーロがポンドに対して大幅に上昇した。英経済成長率が予想外のマイナスとなり景気後退から脱却していないことが示されたことから、プラス成長を見込んでいた投資家から売りが出た。
第3・四半期の英国の実質国内総生産(GDP)は、前期比0.4%縮小。6四半期連続のマイナスと統計を取り始めて以来最長の景気後退となった。
ポンド/ドルは6週間ぶり高値から下落した。ユーロ/ポンドも上昇。ユーロ圏の回復が加速していることが示されたことも支援材料となった。ユーロ/ドルは一時14カ月ぶり高値の1.5060ドルまで上昇したが、その後は値を消した。
GDPの発表を受け英経済の落ち込みが終了しつつあるとの見方が後退し、イングランド銀行(中央銀行)は来月、資産買い入れプログラムの延長を余儀なくされるとの観測が再び高まった。
ロイターデータによると、終盤の取引でポンド/ドルGBP=は1.9%安の
1.6310ドル。一時1.6300ドルまで下落した。
ユーロ/ポンドEURGBP=は1.7%高の91.98ペンス。
ポンドの大幅下落を受けて、ドルは対通貨バスケット(主要6通貨で構成).DXYで0.5%高となった。
ドル/円JPY=は0.7%高の92.06円。日米の10年物国債スプレッドが拡大したことが背景。一時1カ月ぶり高値へ上昇した。亀井静香郵政・金融担当相が2次補正予算は10兆円程度の規模が必要との見方を示したことも材料視された。
ユーロ/ドルEUR=は0.1%安の1.5001ドル。
【Nikoniko FX】