【東京外為市場・正午=ドル91円前半、円売り戻し地合いが続く】
正午のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ変わらずの91円前半。ドルは一時91.58円まで、ユーロは135.89円まで上昇し、海外でつけた高値に迫った。予想を上回る第3・四半期米国内総生産(GDP)を受けて、ドルと円が売られた流れが続いた。円は前日東京の高値から対ドルで1.4円、対ユーロで3.2円の急速な下げとなった。
海外市場で円が売られた地合いが続き、東京市場も円は全般に軟調。この日は月末で投資信託の新規設定が数多く予定されていたため、投信の海外投資に伴って円売りが進む可能性があるとの観測が出回ったことも、短期筋の円押し下げの手掛かりとなった。
ただ、月末で実需筋の動向が注目されていた仲値では、投資家や実需筋のドル売りが活発化。ドル/円の上値を押さえた。午前の取引でドルは91.26円まで下落した。ユーロもつれて135.41円まで軟化した。
ガイトナー米財務長官は日本時間30日午前、シカゴで行われたセミナーで、予想を上回る米国の第3・四半期GDPについて、プラス成長は心強いが、まだ回復の初期段階にあるとの認識を示した。同時に米経済は安定化しつつあるが、この先になお困難も予想されるとも発言した。市場に特段の反応はなかった。
【Nikoniko FX】