【外為12時 円、90円ちょうど近辺でもみ合い 対ユーロは132円台】
2日午前の東京外国為替市場で円相場は大幅に反発し、1ドル=90円ちょうど前後でもみ合っている。12時時点では前週末17時時点に比べ1円15
銭の円高・ドル安の1ドル=89円94〜97銭近辺だった。前週末の米国市場で米ダウ工業株30種平均が249ドル安と急反落。米ノンバンク大手CITグループが1日(日本時間2日早朝)に米連邦破産法11条の適用を申請すると発表した。米金融機関への経営不安や米経済の先行き不安から投資家のリスク回避姿勢が強まるとの見方から、円買いが入った。
円は早朝に89円18銭前後まで上昇し、約3週間ぶりの円高・ドル安水準を付けた。その後はファンドなど短期筋によるドル買い戻しが入り、円は上げ幅を縮めた。
9〜12時の円の高値は89円70銭、安値は90円10銭近辺で、値幅は40銭程度だった。
円は対ユーロでも大幅に反発。12時時点では同2円47銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=132円60〜63銭近辺だった。前週末の米株急落や米CITの連邦破産法の適用申請を受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まるとの見方から円が買い戻された。外国為替証拠金取引(FX)を通じて個人投資家が損失を確定させるため円を買い戻し、円は早朝に一時131円01銭近辺まで急伸した。その後はファンドなどがクロス円取引(ドル以外の通貨に対する円の取引)で円を売り、円は伸び悩んでいる。
3日のオーストラリア準備銀行(中央銀行)の理事会や、3〜4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)など中央銀行の政策金利の発表が相次ぐため、「円を一段と買い増すには警戒感もある」(外国証券ディーラー)との指摘が聞かれた。
ユーロの対ドル相場は反落。12時時点では同0.0084ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.4741〜44ドル近辺だった。
【Nikoniko FX】