【円、89円台後半で堅調 米雇用統計後のアジア株安警戒】
9日朝方の東京外国為替市場で、円相場は反発して始まった後、1ドル=89円台後半で堅調。9時時点は前週末17時時点に比べ58銭の円高・ドル安の1ドル=89円87〜90銭近辺で推移している。6日に発表された10月の米雇用統計で、失業率が10%台に上昇。6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小高かったが、米失業率の上昇が9日のアジア株に与える悪影響が警戒されており、投資家のリスク回避を警戒した円買い・ドル売りが先行している。
早朝の東京市場では89円70銭近辺まで上昇したが、6日のニューヨーク市場での高値(89円60銭)には届かなかった。7日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を受け、「金融危機対応策の早期脱却は見込みにくい」との見方が広がったことは、低金利である円の上値を抑える要因となっている。
円は対ユーロで4営業日ぶりに反発して始まった後、堅調。9時時点では同1円00銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=133円56〜60銭近辺で推移している。米雇用統計が市場予想を下回り、投資家のリスク回避を警戒した円買い・ユーロ売りが先行している。
ユーロは対ドルで小幅ながら3営業日ぶりに反落している。9時時点では同0.0016ドルのユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.4860〜63ドル近辺で推移している。米雇用統計が市場予想を下回り、世界的な景気や株式相場への悪影響が警戒されていることが、対ドルでユーロ売りを誘っている。
【Nikoniko FX】