【ドル弱含み、G20でドル安言及なし−米金利先安観根強い】
10月の米失業率は1983年以来、26年ぶりに10%を超えた。市場では、景況感悪化に伴う米金利の先安観を背景に、比較的金利の高い通貨に対してドル売り圧力がかかりやすくなっている。
前週末6日に発表された10月の米雇用統計では、家計調査に基づく失業率が10.2%と、ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想の9.9%を超えて悪化。さらに、非農業部門の雇用者数は前月比で19万人の減少と、雇用の減少幅は市場予想の17万5000人を上回った。
雇用統計の発表直後は、米株の下落を背景にリスク回避に伴うドル買いが先行。ユーロ・ドル相場は1.4814ドルまでドル高が進んだが、株価が下げ渋る展開となったことから、1.4914ドルまで押し戻される場面もみられた。
一方、ドル・円相場は発表直後に円買いが進み、一時89円62銭と2日以来の円高値を付けた。その後は、90円ちょうど前後まで円が売られた。
【Nikoniko FX】