【米失業率10%超えで金利先安観強まる】
11月9日(ブルームバーグ):午前の東京外国為替市場では、ドルが対ユーロで弱含み。週末に英スコットランドのセントアンドルーズで開催された 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、ドル安の進行に対する懸念が示されなかったことを受けて、低金利通貨のドルに売り圧力がかかりやすくなっている。
三菱UFJ証券クレジット市場部為替課長の塩入稔氏は、G20でドル安についての言及がなく、「米雇用統計の数字をみれば金利も当面上がらないという見方もあるだろう」と指摘。「全体感としてはドルが安いということが言え、東京時間もその流れに従う可能性が高い」と予想している。
G20財務相・中央銀行総裁会議は7日午後に世界経済のバランスを取り戻すための工程表をまとめて閉幕。しかし、声明には為替レートに関する内容は盛り込まれなかった。
週明けの東京市場では、ドル売りが先行。ユーロ・ドル相場は一時1ユーロ=1.4896ドルと、前週末のニューヨーク時間午後遅くに付けた1.4847ドルからドルが水準を切り下げている。
ドル・円相場は早朝の取引で一時、1ドル=89円69銭と、前週末のニューヨーク時間午後遅くに付けた89円88銭からドル安方向に振れる場面が見られた。
【Nikoniko FX】