【NY円、反発 1ドル=89円60〜70銭、米貿易赤字やリスク資産投資増】
13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発。前日比70銭円高・ドル安の1ドル=89円60〜70銭で取引を終えた。米貿易赤字の拡大や投資家のリスク資産投資増加の動きで、対主要通貨でドルが売られ、円は対ドルで上昇した。
円は89円台後半で始まった後、上げ幅を広げる場面があった。朝方発表された9月の米貿易赤字が前月比で18%増の364億ドルと市場予想を大幅に上回ったことを手掛かりに円買いが入った。
前日とは逆に米株が堅調に推移する場面が多かったこともあり、キャリー取引の調達通貨としてドルが対主要通貨で売り優勢。円も対ドルで買われやすかった。一方、このところ90円ちょうどを挟んでもみ合う動きとなっているといい、89円台半ばでは上値が重くなった。この日の円の高値は89円46銭、安値は89円83銭だった。
円は対ユーロで3日続伸。前日比45銭円高・ユーロ安の1ユーロ=133円60〜70銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで反発。1ユーロ=1.48ドル台半ばから1.49ドルちょうど前後に上昇した。前日にユーロが売られたため、これまで積み上がっていたユーロ買い・ドル売りの持ち高が解消され、この日は再びユーロ買い持ちを積む動きが出たという。同日発表された7〜9月期のユーロ圏16カ国の実質域内総生産(GDP)が前期比0.4%増だった。世界的な景気回復基調が確認されたとの見方から、ユーロ買いを誘った面があった。
午前中に伝わった11月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が66.0と前月から低下し、市場予想(71前後)を下回ったことを受け、午前中にはユーロは下げる場面があった。ユーロの高値は1.4939ドル。安値は1.4824ドルだった。
【Nikoniko FX】