【FRBバーナンキ議長、「ドルの動向を監視」ドル安を牽制】
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は16日、ニューヨークで講演し、外国為替市場でのドル相場の動向について「FRBはドルの価値変化が及ぼす影響を注視している」と述べた。急激なドル安の進行をけん制する狙いとみられる。FRB議長がドル相場に言及するのは異例中の異例。英フィナンシャル・タイムズが報じた。ドルをめぐるFRB議長発言の影響は限定的。
米金融緩和の長期化で、ドル安の流れは変わらず、いわゆるドルキャリーで事実上のゼロ金利となったドルを元手に、新興・資源国通貨や金、原油などの相対的にリスクの高い資産で運用する形が繰り返され、中国や欧州はFRBが実施ている事実上のゼロ金利は資産価格のインフレを招きかねない投機的な資本流入をあおっていると批判している。
また「ドルでの巨額投機につながっている」懸念を示していた。中国政府はドル安が「世界の資産価格に重大な影響を及ぼし、株式・不動産市場での投機を煽り、世界の景気回復にとって新しいリスクを生じさせている」と懸念を表明していた。
【Nikoniko FX】