【外為9時 円、88円台半ばで上げ幅やや縮小 円買い材料難で上値重い】
25日朝方の東京外国為替市場で円相場は上げ幅をやや縮め、小高い水準の値動き。9時時点では前日の17時時点と比べて7銭の円高・ドル安の1ドル=88円58〜61銭近辺で推移している。米国の低金利政策が長期化するとの思惑によるドル売りの動きが先行しているが、円を買い進める材料に乏しいとの声が聞かれ、上値は重い。
財務省が8時50分に発表した10月の貿易統計は対米や対欧州連合(EU)、対アジアの輸出でそれぞれ下落幅が縮小した。日銀が同時刻に発表した10月の企業向けサービス価格は前年比2.2%下落だったが、両経済指標に対する円相場の反応は見られない。
円は対ユーロで反落して始まった後、やや下げ幅を広げる動き。9時時点では同42銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=132円60〜65銭近辺で推移している。24日は持ち高調整や利益確定目的で円買い・ユーロ売りの動きが広がったが、きょうは反対にユーロを買い戻す動きが優勢になっている。クロス円取引(ドル以外の通貨に対する円の取引)ではオーストラリア(豪)ドルに対しても東京市場の前日17時時点の水準と比べてやや円安・豪ドル高になっている。
ユーロの対ドル相場は上げ幅を広げている。9時時点では同0.0057ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.4967〜70ドル近辺で推移している。米国の低金利政策が続くとの思惑が広がった海外の地合いが続き、ユーロに対してドルは軟調になっている。
【Nikoniko FX】