【円が高止まり、ドル全面安で約1カ月半ぶり高値圏―88円台前半 】
午後の東京外国為替市場では円が対ドルで約1カ月半ぶり高値圏での推移を続けている。米国の低金利政策の長期化観測を背景にドル全面安の流れとなる中、市場では10月7日に付けた円高値、1ドル=88円1銭が意識されている。
ドル・円相場は午前の取引で一時、88円20銭と10月8日以来の水準までドル安・円高が進行。その後も88円台前半で円が高止まりの状態となっている。
一方、ユーロ・円相場は午前に一時、1ユーロ=132円7銭までユーロ売り・円買いが進んだが、対ドルでユーロが水準を切り上げる中、その後は132円台前半でのもみ合いに転じている。
ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.49ドル台後半でドルがじり安。ただ、欧州当局者からユーロ高けん制が警戒される中、1.5000ドルには達していない。
金相場が最高値更新
フランス紙フィガロ(オンライン版)が24日伝えたところによると、国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は同紙とのインタビューで、ユーロについて「若干強過ぎる」との見解を示した。同専務理事はまた、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の現在の金融政策を支持すると表明した。
一方、ドル全面安の展開となる中、ドルの代替投資先とされる金相場は25日、現物と先物ともに過去最高値を更新。インドの経済紙「フィナンシャル・クロニクル」が、インドがIMFからの追加金購入に前向きだと報じたことも支援材料となっている。
【Nikoniko FX】